糖質制限しながら生きる意味に想いを馳せたよ
突然ですが、ずっと言いたかったことがあります
あの、
ちょっと痩せました
(((o(*゚▽゚*)o)))
今までの私といえば、大好きな篠崎愛を見てはずっと自分に言い聞かせてきたのです
「篠崎愛は太っていても可愛いから…大丈夫だから…」
そう言ってインドカレー屋で華麗にナンをお代わりしていた私に、ついに転機が訪れました
それは
彼氏と旅行に行くことになったーーー!!!
改めて鏡に映る自分を見つめてみる
やばいやばすぎる
この姿で彼とのツーショットに収まるなんて許されない
あと…
脱げない………
よく考えてみたら
篠崎愛が脱げるのは彼女の豊満なバストのおかげなのであって、貧乳のデブの需要は限りなくゼロに近くて、あとたぶん篠崎愛そんなに太ってないっていうか、篠崎愛かわいすぎない?
好き
篠崎愛の話はいつかまたゆっくりするとして、ダイエットに話を戻そう
食わぬは一時の我慢、デブは一生の恥
ということで、私はダイエットを決意した
マッチョの先輩に聞いたら、いち早く痩せたいなら糖質を制限しろとのこと
体づくりのフィールドにおいてマッチョの右に出るものなどいない
マッチョの言うことは絶対!!!
私はあらゆる糖質をカットしまくった
大好きなパン、ラーメン、うどん、そば、おやつ…
そして私のライフワークだった、curry and rice…
全部お預けしたら、
3キロ痩せました
日に日に削れてゆく顎の肉、それと共に現れてゆくくびれ
嗚呼…
体重計に乗るのが、鏡を見るのが、こんなにも快感になるなんて
癖になっちゃいそう♡
さて
ダイエット後、彼氏との初対面
(痩せたって!痩せたって言って!!)
と必死にテレパシーを送る私に彼氏が投げかけてくれた優しい言葉、それは
「指、大丈夫?」
oh〜〜〜!!!
ファッキンクソ骨折!!!!!!
結局待てずに
「全然痛くないです!それより3キロ痩せたんですけどどう思いますかね!!!」
と速やかに自己申告
情けなすぎる自分
まあ何はともあれ「可愛くなったね♡」と言わせ…言ってもらえたので、目標は達成
ここで私は今、岐路に立たされている
このままダイエット道に徹し自分を磨き続けるのか
それとも
食の快感に身を任せるか
究極の選択である
痩せて、鏡を見るのがちょっと楽しくなった
似合う服の幅が広がり、前よりもファッションのことが大好きになった
彼氏と歩くのも恥ずかしくなくなり、自分に自信を持てた
しかし
食の快感を、ずっと欲している
新宿の王ろじのカツカレー
宇都宮のモティのインドカレー
あーーーんカレー食べたいもう無理限界
自分の欲望のままに、一思いに、あの美味しいルーを炭水化物に絡ませて口に入れたい
バターチキンカレーが、食べたい
口に含んだ瞬間に広がる甘いバター、そして後からじわじわ追いかけてくるスパイスの香りを堪能したい
そもそもどうして私は、いや、多くの日本女性はこんなに痩せたいのか、痩せていなければならないのか
デブは悪、痩せているのが美しい
こんな世の中なんてポイズン
いいじゃないか
好きなものを好きなだけ食べたって
快楽に身を任せたって
いや、快楽に身を任せるなんて動物と一緒なのか?
そもそも私は何のために生きているのか
何を以って善とするのか
私が求めているのは、愛?快楽?美しさ?
もうよくわからなくなってきて、とりあえず
ソースカツ丼たべた……
おいしかった!しあわせだわ!