妹はハシカン。
妹が橋本環奈。
という夢を見た。
美少女がだーいすきな私は、最初は妹が千年に一度の美少女なのだと周りに自慢しまくっていた。この優越感、やめられん。
と、思っていたのも最初のうちだけだった。
「え?嘘でしょ?」
「全然似てないね」
「実は、親違うんじゃないの」
なんて言われているうちにどんどん精神を蝕まれていく私。
次第に世間が嫌になり、最後には…
ここで、目を覚ます。恐ろしい夢だった。
ああ、私は一人っ子だった。妹は橋本環奈じゃなかった。
もうこんな思いしたくない。お父さん、お母さん、私で終わりにしてくれて、ありがとう。
美少女は、遠くから見守るくらいがちょうど良い距離感だったりする。
押してくれると嬉しいかもしれなくもない?